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働き方

コロナ禍に就活を翻弄された私が、将来沖縄に戻る前にやりたいこと

ひまわりのたね

私は、就職を機に沖縄から上京してきました。東京で生活を始めて約7か月の私ですが、実は、もう沖縄に戻りたいと思うことが増えてきています。

沖縄ではほとんど車移動で、電車なんて県外へ旅行に行った時にしか乗ったことがありませんでした。そんな私が、毎日の通勤で片道30分間電車に乗るというのは正直しんどい以外の何物でもありません。上京して1週間は、それだけですごく疲れたことを思い出します。なぜみんなあんなに平気そうな顔をしているのか?と今でも不思議です。買い物も車で行けないし、重たい荷物はどうやって運ぶんだ?と日々感じています。

ちょっとネガティブな話に聞こえそうですが、実はそういうことばかりでもないので、そのことについて自分なりに振り返ってみます。

コロナ禍に翻弄された就活生の苦悩

私は、元々教員を目指していて、大学では教員養成課程を進んでいました。しかし、新型コロナウイルスの流行で大学へ通学することも殆どなく、オンライン授業だけになってしまいました。教員を目指していても、一応は就活もしようと思っていた矢先、インターンシップはほぼ中止、大学での就活準備講座なども軒並み中止になってしまい、私を含め同級生はみんなどうしよう、と困惑していました。

そんな中、教員養成課程も本当に自分がしたいことなのか悩んだ挙句、一度辞めることを決めました。辞めたからといって、何がしたいという事もなかったので、とにかくギリギリで書いていた卒業論文を終わらせることを目標に頑張りました。ですが、やりたかったテーマが3年掛かるレベルだと執筆途中に言われたり、文献探しに苦戦したり、何度もテーマが変わってしまい、そのままでは卒業できないという状況でした。なので、就活なんて全く何もやっていなかったのに、卒業式を4日後に控えたその日、驚くことになぜか卒業生の名前に自分の名前が載っていたんです。その時は、『卒業させないって言ってたじゃん!今、卒業させられても正直困るのに…』と思っていました。いきなり就職浪人になったこともあり、一年間は正社員にならずパートという形で仕事をしていました。

元々、『沖縄から東京へ出たいな』とほんの少し思っている自分もいましたが、『車も売りたくないし、友達はほとんど沖縄で就職しているし…』という言い訳をつらつら並べて、出ないようにしていました。親に相談したら、女の子だし止めてくれるかなと思っていましたが、『絶対沖縄から出て、視野広げた方がいいよ。だから出てみるのはありじゃない?』と言われてしまいました。そのことも関係はありますが、就職を機に『取りあえず出ちまえ!』という不思議な行動力で、ほとんどの友人には沖縄を出ることを伝えずに上京しました。

東京の生活は驚くことばかり

私は、OpenModelsの中途採用ですが、新卒のBlueMemeメンバーと一緒にトレーニングを東京で受けるために、就職が決まった瞬間から、東京で一人暮らしをする家を探し始めていました。しかし、ネット検索だけではなかなかいい物件が見つからないのと、実際の部屋を見ずに決めるのはやはり不安でした。とはいえ、トレーニングに追いつけるように、5月の中旬には引っ越しをしないといけない期限も迫っていました。一泊二日の弾丸ツアーで住む家を決め、何とか無事にスケジュールに合うように引っ越しできました。それなのに、5月の大型連休中に宮古島へ遊びに行ってしまったので、実家にいっぱい忘れ物をするという失態も犯してしまいました。

東京と沖縄の違い沖縄と東京を比べてみると、いろんなことの違いに驚くことばかりです。やはり給与水準は大きく違っていて、東京の大卒初任給や最低賃金は驚くほどに高いです。沖縄でその時給だと、少々嫌なことがあっても、アルバイト先は変えないだろうなと感じるほどです。

もちろんその分、家賃もさすがに高いと感じます。沖縄にいる私の友人で、同じくITの会社で仕事をしている子に聞いても、『一人暮らしはできなくはないけど、今の給料でしたいとは思わない』と答えていました。私も元々は沖縄での就職を考えていたので、沖縄の給与が高くないことはわかってましたが、こんなに違うのかと正直驚きました。

東京では、通販がすぐ届くということには、一番衝撃を受けました。Amazonだと、早いときは朝注文したものがその日に届いてしまいます。離島である沖縄では通常一週間は掛かると見て、一週間なくても大丈夫なものを買います。お急ぎ便でも3日は掛かります。『これは、船便だから長いね~』とか言いながら、気長に待っています。

私は、沖縄では、悩んでいるときや何か整理をしたいときは決まって、一人ドライブするか、海でぼーっとするかでした。しかし、東京ではそうもいかないのだと、実感させられました。沖縄に居るときは海なんて当たり前にあって、気にしたこともなかったのですが、夏に帰省した時はすぐに海へ行きました。海に入ることはありませんでしたが、懐かしい光景を自分が必要としていたことを感じました。

沖縄へ戻るまでにやりたいこと

私は、将来沖縄へ戻る気満々です。しかし、それまでにやっておきたいことがあります。

一つ目は、人と関わるということです。仕事の面でもそうですし、プライベートな面でもです。OpenModelsは、沖縄にオフィスがあります。しかし、沖縄オフィスだけに出社していると、東京本社の方々との関わりが今よりも難しくなってしまうと思います。なので、東京にいる間にできるだけいろいろな人たちと関わりを持ち、自分自身の成長につなげていきたいと思っています。また、そもそも今まで県外との方と関わることが少なかったので、沖縄にいただけでは得られない価値観や考え方を、プライベートでも得たいと考えています。

二つ目は、技術的に成長するということです。私は今、OpenModelsのプロジェクトに東京で関わらせてもらっています。私以外の皆さんが沖縄オフィスに出社しているので、私は基本一人で作業をし、分からない部分をチャットなどで質問しています。しかし、チャットでの質問は伝え方がすごく難しくて、これはコロナ禍でのリモート授業の時にも感じていたことです。それでも、皆さんが分かりやすく教えてくださって、すごくありがたいし、尊敬しています。私も、技術面で成長して沖縄へ戻ったときに、リモートでも安心して仕事ができるようになりたいと考えています。

沖縄のクリスマスは結構普通です

アドベントカレンダーなので、最後に沖縄のクリスマス事情についてもちょっと触れておきますが、実は、冬の沖縄は意外と寒いです。もちろん東京と比べると暖かいですが、海風がすごく冷たくて凍えます。『沖縄には、米軍基地もあるからクリスマスめっちゃちゃんとしてそう』、と人から言われたこともありますが、特別なことをしているという事は無いんじゃないかな、と思います。実際、那覇空港から車で30分ほど西の海沿いを走ったところにあるアメリカンビレッジは、クリスマスじゃなくても年中キラキラしています。年中、クリスマス用品を売っているお店もあるほどです。

2023年6月頃のアメリカンビレッジ
2023年6月頃のアメリカンビレッジ

まだ7カ月ほどしか経っていない東京での生活ですが、正直、人が多く疲れてしまうこともあります。でも、それと同時に、さまざまな人と関わりが持てて、沖縄で満足していた自分がもったいなく感じています。

社会人になって初めての帰省が楽しみですが、今は、将来地元で趣味や私生活、仕事を充実させるために、東京だからこそできることを必死に頑張ります。地元では出会えなかった人たちと沢山関わり、その人たちからいっぱい学びを得て地元に帰れるようにしたいです。

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水族館好き社会人
文系大学出身、IT未経験で入社しました。旅行では必ず水族館に行っていたので、東京で生活している間に行けるだけの水族館に行きたいです。
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