カルチャー

人生初の福岡市民に!躍進するコンパクトシティーの魅力とは?

リプリパ編集部

東京から福岡に引っ越して3ヶ月の私が感じた、福岡市の魅力についてお伝えします。私は北部九州で生まれ、学生時代から全国を転々としてきました。福岡には、時々遊びにいったことはあったものの、実際に住んだことはありませんでした。そこで今回は、社会人となって福岡市に引っ越し、実際に住んでみて感じた魅力について語ってみます。

都会的で便利な西日本の中核都市である福岡市

まずは、福岡市の概要を紹介します。福岡市は、ビジネスの中心部である天神地区と、古い商業町から発展した博多地区を中心にした都市です。北九州や佐賀、熊本など、北部九州を中心に、いろいろな他の都市へも移動しやすい場所でもあります。

西側には、ソフトバンクホークスの本拠地みずほPayPayドーム福岡や、福岡タワーがそびえます。博多湾沿いには、マリンメッセ福岡や国際会議場が並んで、コンサートや学会が開催されています。地下鉄直通で中心部から15分と、福岡空港が近いのも、出張や旅行には便利です。空港近くには、アビスパ福岡のホームであるベスト電器スタジアムがあります。また、博多湾には韓国と結ぶ高速船や大型クルーズ船が着岸しています。

中心部だと、大濠公園はインバウンド観光客にも人気のスポットです。数年前から、市内中心部をぐるっと回るオープントップバスも運行されていて、コロナ禍以降は沢山の人たちで賑わっているようです。ちょうど7月の博多地区は博多祇園山笠で、櫛田神社周辺が一年で一番活気に溢れる時期です。

福岡市は国際的にも注目されている都市で、一年前にはザ・リッツ・カールトン福岡が開業し、話題にもなりました。2024年7月時点で、人口約165万人と、少子高齢化の日本で数少ない、若年層が増えている都市の一つです。

ちなみに、BlueMemeの福岡オフィスはJR博多駅から徒歩5分という近距離です。

金曜夜のBlueMeme福岡オフィスでは、いろんな人たちと楽しく飲んだり食べたりしながら会話しています
金曜夜のBlueMeme福岡オフィスでは、いろんな人たちと楽しく飲んだり食べたりしながら会話しています

実際に住んだ福岡市の魅力1:住みやすい街でコンパクト

引っ越す前、私の中での福岡市に対するイメージは、都会的で交通の便が非常に良い都市でした。地下鉄やJR、西日本鉄道(西鉄)などの電車やバスが発達していて、移動に困ることはありませんでした。また、福岡パルコや博多阪急、キャナルシティ博多など、遊んだり買い物する場所がたくさんあり、住んだら生活が充実しそうだと思っていました。

実際に福岡市に住んで感じたことは、住みやすい街でコンパクトにまとまっていることと、街が進化を遂げつつあることです。私がこう感じたポイントがそれぞれにあるので紹介します。

1.   家賃相場が落ち着いている

東京に住んでいた時と比べると、福岡の家賃相場は比較的落ち着いています。場所によって差はありますが、総じて東京よりもリーズナブルな価格で住めるのは大きな魅力です。また福岡の中心部に近いエリアでも家賃がさほど高くないため、職場や遊ぶ場所へのアクセスも抜群です。

独断と偏見で、東京と似ているエリア同士のワンルームマンションの家賃相場を比較しました。どのエリアでも、福岡市の方が家賃の価格帯が低く抑えられます。博多や天神、薬院など、中心部はどこも人気ですが、どのエリアでも6万円台で住めるのが魅力です。

筆者個人の感触で比較した、東京と福岡の同じようなエリアの賃貸相場
参考: SUUMO 東京と福岡の賃貸相場をベースに、筆者がグラフ化

以下の表は、東京都内中心部と福岡市の同じ家賃のアパートの間取りや築年数の比較です。間取りや築年数を比べても、福岡の方が広くて新しめの物件が借りられることが分かります。

単身者・若者向けのワンルーム、1K:6万円台の比較
出典: 福岡はほんとうに住みやすい?東京の物件と比較してみた | フクリパ 
https://fukuoka-leapup.jp/city/202210.902

2. 書店や豚骨ラーメン店巡りもできる!

苦境が報じられる書店業界ですが、福岡市は本好きにとって天国で、書店巡りは非常に楽しいです。JR博多駅には紀伊國屋書店と丸善書店があり、どちらも広くて品揃えが豊富です。また、西鉄福岡(天神)駅周辺にも、ジュンク堂書店や積文館書店、文喫など、大きな書店がいくつもあります。カフェと一体化した書店など、ゆっくりと時間を過ごせる場所が多いのも魅力です。

また、福岡と言えば豚骨ラーメンが有名です。おすすめは「一双」、「長浜ナンバーワン」、「元祖長浜屋」、「〇△□(まるさんかくしかく)」など。どの店も個性豊かな味わいで、一度食べたら忘れられない美味しさです。また、ラーメンだけでなく、もつ鍋や水炊き、明太子など、地元の特産品を使った料理も絶品です。比較的近い距離で食べ歩きを楽しめるのも、福岡の大きな魅力の一つです。

一双、長浜ナンバーワン、拉麺 〇△□(まるさんかくしかく)の豚骨ラーメン
一双、長浜ナンバーワン、拉麺 〇△□(まるさんかくしかく)の豚骨ラーメン

3.   レジャースポットが市内の中心部からアクセスが良い

福岡市には、シーサイドももち海浜公園や福岡市動植物園、水族館のマリンワールド海ノ中道など、レジャースポットが多数あります。どの場所も中心部からのアクセスは抜群で、公共交通機関を使っても1時間程度で行ける近さです。

▼シーサイドももち海浜公園
https://www.marizon-kankyo.jp/access/

▼福岡市動植物園
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/general/

▼マリンワールド海ノ中道
https://marine-world.jp/access/

実際に住んだ福岡市の魅力2:進化を遂げる街

1.   福岡市中心部の再開発プロジェクト「天神ビックバン」

福岡市の中心地である天神地区では、「天神ビッグバン」と呼ばれる大規模な再開発プロジェクトが進行中です。古いビルを取り壊し、新しい商業施設やオフィスビルを建設することで、天神エリアをさらに活性化させることを目的としています。久々に天神に行ってみて、昔、よく買い物していた「天神コア」がなくなっていてとても衝撃的でした。新しいショッピングモールができることで、天神エリアはさらに活気づいた街になり、地元の人々だけでなく観光客にも人気のスポットとなっていくと思います。

2.   九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発

今年の4月、九州大学「箱崎キャンパス」跡地が再開発されることが発表されました。九州大学は、2005年から2018年に掛けて、福岡市西区と糸島市にまたがる、西部の「伊都キャンパス」へと段階的に移転しました。その跡地である箱崎地区が再開発され、新たな都市機能が整備される予定です。住宅や商業施設などの新しい施設や緑豊かな公園などが計画されていて、住みやすく魅力的なエリアが地域の新しいランドマークとなることが期待されています。

生活してみて気付いた都市の魅力

全国を転々としていろいろな街で生活してきた私だからこそわかる、この街の素晴らしさを感じていただけたでしょうか。福岡市は都会的な便利さと、豊かなイベントや美味しい食べ物、充実した書店など、多くの魅力が詰まった場所です。実際に住むことで、新たな発見や楽しみがたくさん待っていることを確信しています。

今すぐ福岡市に引っ越す予定がない人も、まずは旅行や出張で訪れてみるだけでもいいので、ぜひ、福岡市の魅力を体感してみてください。

なお、BlueMemeでは福岡で人材を募集しています。詳しくはこちらから。
新卒:https://recruit.bluememe.jp/recruitment-guidelines/

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
リプリパ編集部
リプリパ編集部
編集部員
リープリーパー(略称:リプリパ)編集部です。新しいミライへと飛躍する人たちのためのメディアを作るために、活動しています。ご意見・ご感想など、お気軽にお寄せください。
リプリパ編集部の記事一覧

記事URLをコピーしました